雑賀衆を率いた雑賀孫市の姿でお年寄りを元気づけようと、雑賀衆甲冑隊(孫市の街委員会)の雑賀孫八隊長や企画した原一鉄隊員らが手作りの甲冑(かっちゅう)に身をつつみ、和歌山市紀三井寺の第二親和園デイサービスセンターを訪問、余暇タイムにお年寄り十数人と触れあった。
孫市の街委員会は、現在の市駅前地区を拠点としていた孫市に着目、孫市を起爆剤に街を活性化しようと活動している。3月には鷺の森別院の花まつりに合わせ、甲冑姿で市駅から別院まで行列し孫市をアピールした。訪問は、同園のお年寄りが花まつりに来てくれたお返しの意味も込めた。
4体の甲冑を身につけ孫八・原両甲冑隊員と雑賀センター長と同園関係者が「皆さまのご健康をお祈りします。エイエイオー」と気勢を上げると、待っていたお年寄りたちは大喜び。「チャンバラ好き」で普段から時代劇を楽しみにしているお年寄りは刀や鉄砲を手に感激し、中には「生きてて良かった」と涙を流す人もいた。
触れあいの時間を楽しんだ雑賀孫八隊長は「これをきっかけに雑賀衆のことを少しでも身近に感じてもらえると嬉しい。ほかの老人ホームや小学校から慰問の依頼がありますので、触れあえる機会があればできるだけ出掛けて行きたい」と話している。
(
写真
=刀を手に喜ぶお年寄り)
ニュース和歌山2005年5月21日3面
より(本名等一部変更しました)
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